

外装タイル仕上げにおける、仕上層の剥落につながる浮き・剥離は以下の界面で発生します。上記の浮きは、拘束されている2種類の材料が、乾燥収縮や温度変化による伸縮など、さまざまな要因によって異なる動きをしたとき、その界面に応力が発生し、その応力が接着強度を上回った場合に生じます。
上記の浮きは、拘束されている2種類の材料が、乾燥収縮や温度変化による伸縮など、さまざまな要因によって異なる動きをしたとき、その界面に応力が発生し、その応力が接着強度を上回った場合に生じます。

浮き部分をエポキシ樹脂注入とアンカーピン挿入により固定する。
タイルの中央を無振動ドリルで穿孔し、注入口付アンカーピンとエポキシ樹脂で固定する。


劣化部分が少なければ比較的低コストで補修が行えるが、今後発生する浮きや剥離に対する予防にはならず、定期的な劣化調査を必要とする。
ポリマーセメントモルタルにネットを押さえ込んだネット層の上から専用アンカーを躯体まで打ち込み壁面を一体化させて剥落を防止し、その上から新規塗装(天然石調厚付仕上塗装)を吹付ける工法。
現状の外壁タイル面の上にステンレス下地をあと施工アンカーにて躯体まで打ち込みアルミパネルを取り付ける方法。周囲はシール目地納まりとする。
